あらぬ方向へいった、先。

 

 

考えてみると、

 

今までの何十年かの中で、

自分が「たぶんこうなるかなぁ…」と予想したことは、

だいたい、別の選択をすることになり、

予想しないプロセスを踏んできたような気がします。

 

 

学生時代の部活も、

進学した大学も、

東京に出たことも、

ラジオの仕事も、

親のことも、

恋愛や結婚も。

 

 

じゃぁそれが結局どうだったかというと、

まぁ、笑ってしまうくらいに全部繋がっちゃってる。

 

 

自分が予想だにしなかった選択肢に進んで、

意図せずに毎日生きていったら、

 

 

結局、今日です。

 

なんですかねー。

 

 

予想せず、意図しなかった道だからといって、

努力をしなかった訳ではないし、

必要以上に、いつももがいてきてて、

つらいことと、嬉しいことと、

色々と充実していることに感謝しております。

 

 

 

ぼんやりと思っていた人生とは、ずいぶん違う、

あらぬ方向へ、ぐねぐねと進んでいて、

 

あぁ、また曲がり始めたな、と

最近、感じています。

 

 

 

さてはて、

いったいどこへいくのやら。

 

 

 

この間、近所の立ち食い焼き鳥屋さんの前。

 

3歳くらいの小さい男の子が、

自分の思い通りにならなくて、

驚くほどオーバーアクションで、

仰向けで泣き叫んでいるのを見た。

 

 

心配すんな。

 

だいたいあらぬ方向にいくもんだよ。